刹那論。 2010/10/15_Fri_00:02

久々の更新です。
やっと劇場版の補正話書き終わりました。

もう本当に、エゴのかたまりのような話だけど、個人的に満足です。
同人って、そういうもんですよね☆（開き直り



以下は劇場版を含んだ私的な刹那論です。劇場版のネタ含むので一応畳みます。
気持ち悪いくらい真面目なことばっかり書いてるのできをつけてください。（…
とりあえず愛を込めた。

劇場版のあのラストは、もう実はぶったけて言うと、一番見たくないラストだったんですよね。
全部刹那が背負って、全部刹那が被る。
刹那は笑ってたから、きっと彼の中は達成感とか満足感とかそういうのでいっぱいなんだろうなと思う。
でも長いこと見守ってた人間としては、それが切なくてしょうがない。

あれで刹那の戦いも終わりなのかもしれないけれど、でもあの状態でこれからどうやって生きていくんだろうと思ってしまう。
「ラストミッション」って言ってたから、たぶん、これ以上戦うことはないんだろうなと思うけど、でも劇場版の中でもやってた通り、刹那の中に色んな罪の意識は残ってるわけで。
それを抱え込んで、ずっと生きていかなきゃいけないことを思うと、せつなぁぁいってなるんですよ。

ニールさんが劇場版で刹那に会いに来てくれたとき、最初は腐女子アンテナ作動して単純に嬉しかったのだけれど、よくよく考えたら、まだ戦えって言うんだなって思ったのです。
いざっていう時いつもニールさんは道を示してくれるけれど、でも、やめろとは言わない。
それはまぁ、止まれる状況にないからっていうのもあるからなのですが。

でも全部終わったから、わたし個人としては、ニールさんに刹那へ「もういいよ」って言わせたかった。

今まで誰も刹那に「もういいよ」って言ってこなかったんですよね。
マリナさまくらいか。
まぁ、戦闘真っ最中で「もういいよ」も何もないんですが。
でも、刹那の抱えてたものを、誰も受け止めてくれる人がいなかった。刹那も誰かの手を取ろうとはしなかった。
それが個人的にすごくかなしいと思った。

ライルのストーリーカードを読んで、最初は腐女子アンテナ立ったんだけど、あぁいう書かれ方をされると、刹那の奥底の気持ちを理解してくれる人がいないんじゃないかって思ってしまう。
すごくさみしくなった。ライルもそういう言い方しちゃうのね、みたいな。


誰でもいいから、刹那に「もういいよ」って言ってほしかった。
刹那が抱えてた罪悪感とか、責任感とか、そういうの全部取り攫って、「もういいよ」って。
彼に人並みのしあわせを手にしてほしかった。
一方的な、平穏な日常に生まれ育ったわたしの偏見にしかすぎないのだけれど、でも、誰もが思い描く普通のしあわせを彼に掴んでほしかった。
誰かや何かのために生きるんじゃない、ただ一人の人間として。

たぶん刹那の考えや意志を全否定するような考えなんだろうけれど。
ほんとうに、エゴでしかないのだけれど。


それでも、せっちゃんのしあわせを願わずにはいられないのです。

そんな気持ちを込めて、あの話を書きました。



以上おわり。
ここまで読んでくださってどうもでした！
一腐女子の個人的な考えです。色んな意見があると思う。
いいたいことも上手く伝わってない気がするし！（…

変に真面目なことばっかり書いてすみませんっ。